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執筆者の写真kizzi fabric Kyoko

そこにしかないもの。

更新日:2019年2月26日



こんばんは、kizzifabric の店主のkyokoです。アトリエのある湯河原に昨夜帰宅したら梅が七分咲きになっていました。

ゴッホも憧れた梅の花。ヨーロッパでは、桜よりも梅が日本のシンボルだったりします。


さて、最近のブームのひとつが、原点回帰ではないかと思います。

写真はインスタにアップする時代に

チェキが若い子に人気だとか、

手紙を出すひとが増えていたりとか。


改めて、モノ、触れられるものの価値や、一回きり、そこにしかないものの価値が再発見されているのかもしれません。


キジファブリックでは、布づくりの原点、古代インドではじまった木版印刷の布に注目しています。


一押しひと押し、木彫りのブロックで、紋様を押して作る布は、人の手の温もりがあります。


今、コピーできるものに溢れた時代だからこそ、複製できないものに、人は価値を感じるのかもしれません。


複製できないもの、そこにしかないもの、

消えてしまうもの。


3月には満開になる梅の花、

去年とも来年とも違う、

今年しか見られない梅の花を眺めながら、

そんなことを想う店主でした。

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